昭和アニメの名作「銀河鉄道999」を紹介するサイト
【あらすじ】
母を殺した機械伯爵に復讐するため、そして永遠の命を手に入れるため、少年星野鉄郎は母に生き写しの謎の美女メーテルの協力を得て、遙か彼方のアンドロメダへと旅立つ。
その先々に立ち寄る惑星で体験するさまざまな人間模様と出会い、そして別れ。やがて少年から大人へと成長していく姿を描くSFファンタジーアニメーションの傑作。
【あらすじ】
地球に帰り着いた星野鉄郎を待ち受けていたのは、わずかに生き残った人間と機械化人との血みどろの戦いだった。老パルチザンのもとで再び武器を手に戦う鉄郎のもとに、ある日、メーテルからのメッセージが届く。
━━━「鉄郎、スリーナインに乗りなさい」━━━
こうして鉄郎は、再び999に乗り果てしない宇宙へと旅立つことを決意する。
鉄郎はTV版とうってかわって、かっこよくなった鉄郎。これについては当時から賛否両論あったのですが、私は大賛成派です。心も身体も成長するのが人間で、より勇ましくなった鉄郎に自分を重ね合わせて観たものです。
混沌とした時代に自分を見失ってしまった人には、勇気、感動、そして人間本来の生きる意味を改めて考えさせてくれるような本作。人と出会い、別れを繰り返し、成長していく。人間らしさを考えることこそが、この999がSFファンタジーの最高傑作と言われる理由なのかもしれません。
鉄郎とメーテルが再会するシーンで流れる「再会-Love Theme-」(作曲:東海林修氏)、メアリーマッグレガーによる主題歌「SAYONARA」、どちらも映画を一層盛り上げる感動の名曲として、あの当時映画を観た人のあいだで話題になりました。前作のゴダイゴの主題歌のインパクトのかげに隠れてしまっている感じはありますが、メーテルの心情を表しているような素晴らしい曲ですので、意識しながら見てほしいところです。
原作 | 松本零士 | |
放映 | 昭和53年9月~56年3月 全113話 | |
主題歌 | 銀河鉄道999 | |
ED | 青い地球 | |
作詞 | 橋本 淳 | |
作曲 | 平尾昌晃 | |
編曲 | 青木 望 |
【あらすじ】
「週刊少年キング」誌に長期連載され、近年も続編が描かれる松本零士氏の代表作。
機械の体を持つ金持ちが、そうでない一般の人々を支配・圧制する未来世界。その中の一人、機械伯爵によって母を殺された少年・星野鉄郎は、どこか母の面影のある謎の美女メーテルから銀河鉄道999の乗車パスを貰う。それは無料で機械の体をくれる星に行くという宇宙列車だった。
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