名作ADVゲームアーカイブス

探偵系推理アドベンチャー

シナリオが秀逸なファミコン名作推理アドベンチャーを名シーンとともに紹介。任天堂Wiiバーチャルコンソールでプレイできるものもあるので、大人目線で子どものころ解決できなかった難事件を解決しよう。

1987年

名作

北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ

メーカー:ENIX
発売日:1987年6月27日
価格:5,800円
ハード:ファミコン
ちらし:ゲームパンフレット
チラシ:裏面
難易度:★★★☆☆

【あらすじ】

東京・晴海埠頭に浮かんだ男の死体。男は北海道釧路市から東京に来ていた。なぜ殺されたのか…
やがて北海道で次々と起こる連鎖殺人。果たして主人公(警視庁捜査一課警部)は事件を解決できるだろうか?

ポートピアと同じく堀井雄二ミステリー3部作の1つで、難易度はちょっとだけ高め。北海道の観光名所(霧の摩周湖や屈斜路湖、網走刑務所など)を巡り捜査をする重厚なストーリーは、有名なポートピアより面白いと言われている秀作AVG。

後に修学旅行で行った北海道では、このゲームで得た北海道の知識が役に立ったし、ニポポ人形ももちろん即ゲット(ちっちゃいヤツだけど)。もちろん「まりも」も買いましたっ!。

そして真紀子と出会った霧の摩周湖は、霧もかかってなくて、バッチリ真ん中に浮かぶカムイッシュ島を望むことができ、ゲームと全く一緒の光景に感動・・・。

でもガイドさんの話だと、この小島が見えると婚期が遅れるとかそうでないとか。まだ北海道に行っていない人は、このオホーツクをプレイしてから訪れることをオススメしますヨ。

北海道の名所を巡り捜査

裏技、ちょい技は画像にマウスをのせると見れます。

【裏技】
「なにかとれ」→「めぐみのバスタオル」、2分間そのままで待つ。めぐみの裸が・・・。

【捜査状況確認】
0125-23-5000に電話をすると捜査状況を点数で教えてくれる。

ニポポ人形が涙するとき、またひとつ死体があがった・・・。

元々は北海道の先住民アイヌの郷土玩具で、北海道の民芸品として売られている木彫りの人形



1988年

難解

殺意の階層ソフトハウス連続殺人事件

メーカー:HAL研究所
発売日:1988年1月7日
価格:5,900円
ハード:ファミコン
ちらし:ゲームパンフレット
難易度:★★★★★

【あらすじ】

私立探偵の樫畠の元に、一本の電話が入った。
電話の内容は、樫畠の大学時代の友人西河が、城ヶ崎の崖で転落死をしたという事だった。樫畠は、現場の状況から事故死ではなく事故死に見せかけた殺人だという事を突き止めた。
そして西河の働く、パワーソフト社の富野社長から事件の捜査の依頼を受け、樫畠は中村警部と共に捜査を進めることになった。


ファミコンADV史上一番難しいと思われるアドベンチャーゲーム。時間概念があり、間違った行動やしつこく同じことを聞くたびに3分の時間が経過する。今までオールコマンド総あたりで、腕を鳴らしてきたAVGフリークを失望させた難易度は、真の推理アドベンチャーゲームといっても過言ではないソフトだ。

そしてグラフィックははっきり言ってかなりショボイ。いやショボイというよりキタナイ。ただ一転してストーリーや結末は、アドベンチャーゲーム最高峰と謳われるすばらしい出来と評されるほど。推理アドベンチャーなんだからこの際グラフィックは目をつむって、いざ推理開始。

が、しかし相変わらず難しい・・・



横浜港連続殺人事件

メーカー:データイースト
発売日:1988年2月18日
価格:5,500円
ハード:ファミコン
ちらし:ゲームパンフレット
チラシ:裏面
難易度:★★☆☆☆

【あらすじ】

失踪人捜索の依頼を受けた神宮寺は、洋子を伴い、横浜におもむく。そこで依頼人の「日之出 仁」に、2人でデートした夜を境に姿を消した恋人エバ・クリスティーナの行方を捜してほしいと頼まれる。その日之出とともに当夜の足取りをたどってみるが、決定的な手がかりは得られない。果たして神宮時は、無事にエバを見つけ出すことが出来るのか!


2012年に25周年を迎え、今もなお評価されるアドベンチャーゲームシリーズの第2弾。こんなに長く続くなんて・・・。そして、いつのまにやら神宮寺三郎の年も追い抜いていたようだ。

そんなことはさておき、この「横浜港連続殺人事件」、タイトルを聞いただけで大人になったオレには内容が想像できる。で、実際のところどうだったのか?

ストーリーは、シリーズ第1弾と比べるとよくある定番系だったし、犯人も登場人物が揃った時点でほぼわかってしまう。
またデバックせずに発売したような痕跡(誤字脱字)も多々ある出来。今となっては、シリーズの汚点とも言えるのではないだろうか。
ただこうしたものがあって今日がある神宮寺三郎シリーズではあるんだが・・・・・・。

泣けるアドベンチャーゲーム:探偵神宮寺三郎「きえないこころ」

おススメ度:★★★★☆



No1

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者

メーカー:任天堂
発売日:前編:1988年4月27日
後編:1988年6月14日
価格:2,600円
ハード:FDS / GBA / WiiVC
ちらし:ゲームパンフレット
チラシ:裏面
難易度:★★☆☆☆

我、蘇らん・・・・・・。

【あらすじ】

巨大企業「綾城商事」の会長、綾城キクが死んだ。その死を調査していた主人公の少年探偵は、過去の記憶を失ってしまう事故に遭う。
貴方は記憶を失くした少年探偵となり戦国時代の死人蘇り伝説の伝わる村に繰り広げられる連続殺人事件の謎に挑む。プレーヤーの過去の記憶を取り戻したとき、事件の全貌が明らかになるだろう。(ちらしより)

 秀逸なストーリーだったため、スーファミやゲームボーイアドバンスなど任天堂各ハードで発売されてきた名作名高い本格アドベンチャー。グラフィックの見劣りは若干あるものの想像力を描きたてられる描写やBGM、SEは、子どものころ怖かった大人のサスペンス番組の雰囲気をいい感じに演出している本格AVG。

そしてストーリーは今でも充分楽しめること間違いなし。事件が解決に向かう一方、そこで待ち受けていた真実とは・・・。

オススメの推理系AVGランキング
1位:ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者
2位:オホーツクに消ゆ
3位:ファミ探 うしろに立つ少女
4位:ポートピア連続殺人事件
5位:探偵神宮寺三郎 時の過ぎゆくままに

ファミ探は描写・ストーリー、展開のどれもが、少年を探偵のトリコにする作品。このころTVでも「おもいっきり探偵団覇悪怒組」とか流行っていた時代でしたね


少ない色数でも見事な描写の殺人現場



1989年

名作

ファミコン探偵倶楽部part2うしろに立つ少女

メーカー:任天堂
発売日:前編:1989年5月23日
後編:1989年6月30日
価格:2,600円
ハード:FDS / GBA / WiiVC
ちらし:ゲームパンフレット
難易度:★★☆☆☆

あなたのうしろに、恐怖が立っている・・・。

【あらすじ】

前作「消えた後継者」の続編作品。前作で活躍した少年が探偵としての道を歩み始めるキッカケとなった事件が展開。私立丑美津高校…そこには血染めの少女の霊が現れる。どこの学校にもあるそんなうわさ話が恐ろしい事件に発展しようとは…。


ファミコン探偵倶楽部第2弾で学園ホラーミステリーアドベンチャー。前作の3年前を舞台に、丑美津高校に出る幽霊の真相を突き止めるというストーリーで、ゲームながら殺害シーンや白骨死体のシーンなど、当時のファミコンの中では、かなり本格的な描写が印象に残る。

たいていAVGは一度クリアするとやらない人が多いなか、忘れた頃にもう一回やりたくなる人が多いという本作品。人気もあってかSFCでリメイク版やゲームボーイアドバンス用として復刻発売された。

ただ第3弾が期待される中、同ハードで発売されることはなかったのはすごく残念。ただシリーズとしては、マニアックな任天堂サテラビューで「BS探偵倶楽部 雪に消えた過去」(1997年)というタイトルが発売され、こちらは「橘 あゆみ」を主人公として物語が進行するAVGだったもよう。サテラビューのサービス終了にあたり、今となっては幻のゲームとなっている。

BS探偵クラブ雪に消えた過去



1990年

探偵神宮寺三郎 時の過ぎゆくままに

メーカー:データイースト
発売日:1990年9月28日
価格:4,900円
ハード:FC ROM
難易度:★☆☆☆☆

【あらすじ】

ある暑い夏の昼の日。新宿中央公園で神宮寺は一匹の犬を見つける。そこからふと甦る1年前の事件。

それは盗まれた絵画を見つけてほしいという依頼だった。解決は容易だと思われたが、背後に複雑な人間関係を垣間見る。

前作「危険なふたり」に続き沢田研二シングルレコードと同名の本タイトル。事件は回顧しながら進んでいくAVGゲームとしては珍しいパターン。

回顧シーンをセピアカラーにすることでより一層味わいのある描写を実現このゲームの好感度は、AVGにありながらありきたりな殺人ではなく、単純な依頼から発展する物語にある。神宮寺と洋子の二人の視点で異なる事件を回顧しながら、そこで見た人間模様を語るというシステムはこのストーリーに絶妙にマッチしていた。


この神宮寺三郎シリーズは好きで、結構やっているんだけど、あたりのひとの風当たりの強さはどうかといつも疑問に思う。このゲームに関して言えば、聞くコマンドの「あたりのひと」はほぼ要らないコマンドではないだろうか。

「かんけいないだろ!」

こんなヤツばっかし・・・。

 

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