FCほのぼの系と古代文明アドベンチャーゲーム

ほのぼの系と古代文明系ADV

1986年

消えたプリンセス

メーカー:イマジニア
発売日:1986年12月20日
価格:5,000円
ハード:FDS
ちらし:ゲームパンフレット
難易度:★★★★★

【あらすじ】

痴呆が風邪のように流行るという「流行性痴呆症」が大流行。この病気の特効薬である「オニノフグリ」の輸入先であるラビア王国の王女キララが、親善訪問として来日した5日後に突然失踪!同時にラビア王国の命とも言える5種の神器もなくなってしまった。

5種の神器が無いと王位継承権が失われてしまうので、後継者争いが起こってしまうかもしれない。 王女の戴冠式は30日後。30日以内に王女と5種の神器を見つけないと国交断絶になり、「流行性痴呆症」を治す唯一の特効薬である「オニノフグリ」の輸入をストップされてしまう。

この捜査を担当する事になった小林もんたは、警察犬小次郎丸と一緒にキララ王女と5種の神器の捜査を開始する事になった…。

小林もんた刑事のドット画像  付録が付いてくるメディアミックス商法を取り入れた「WAVE JACKシリーズ」第2弾。今作では冨田靖子というアイドル?のヒント入りカセットテープや警察手帳などがついてきた。そのため安価が売りのディスクゲームとしては、5千円という高額ソフトだった。他にもこのシリーズとして第1弾「銀河伝承」・第3弾「聖剣サイコカリバー」がある。

このゲームの特徴は、時間概念に加え、オニノフグリやアクアラングなど子供には理解できない単語や品々、ヒントの少なさ、ハンパない家の数(ほぼ民家や店に入れる)に尽きる。

当時はメーカーの打ち出した「自分で考えて謎を解くこと」を提議したせいもあってか、ファミマガとかファミ通とかマル勝などのファミコン雑誌であんまり取り上げらなかったため、クリアするのはホントに苦労した。でもそのせいか断片的になりつつも今でもよく憶えてる。



WAVE JACKシリーズ

 



1987年

クレオパトラの魔宝

メーカー:DOGスクウェア
発売日:1987年7月24日
価格:3,300円
ハード:FDS
ちらし:ゲームパンフレット
難易度:★★☆☆☆

【あらすじ】

考古学者である父が遺跡発掘中に魔物の封印を解いてしまい、姿を消した。息子・草野大介は古文書の教えに従って「クレオパトラ」の力を借りるため、彼女を蘇らせるという「イシスの涙」探索の旅に出た。


RPG要素をプラスしたAVGゲーム。古代遺跡発掘中に悪霊に取りつかれてしまった父親を救うため、イシスの涙を探して旅に出るストーリー。世界観はなんとなく「太陽の神殿」に共通点を感じる。

ただ違うのはゲーム性にRPG要素(ステータスや経験値)を取り入れているという点。弱い敵に運が悪くて死んでしまうことは太陽の神殿ほどはないけど、コマンドごとに敵が出てきてやられることは頻繁にある。しかも宿屋に泊まらないとレベルアップしないなんて、いい商売するな宿屋のババア。それに宿代が高すぎるぜ。

ただ、この頃のゲーム全般に言えることだけれど、やりこむとすぐクリアできてしまうところがすごくもったいない。このソフトなんて買った次の日にはクリアって感じだったし(やりすぎ?)。古代的な世界観に加え、トータルバランスも良かっただけに、もうちょっとく遊べるゲームにして欲しかった。



ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島

メーカー:任天堂
発売日:前編 1987年9月4日・後編 1987年9月30日
価格:前編2,600円 後編2,500円
ハード:FDS
ちらし:ゲームパンフレット
難易度:★★☆☆☆

【あらすじ】

これは 数奇な運命の下に生まれた 男の子と女の子の物語です。ゲームを進めるにつれ、二人の出生の秘密が明らかになっていきます。何はともあれ、お話は長串村というある平和な村を舞台に始まるのですが……中略

そのころから鬼やら龍やらが、そこいらを あらしまわるようになりおった。それが何やら子どもらの生まれの秘密と つながりがありそうでのう。やがて二人は遠く遠くはてしない旅に出ることにあいなるのじゃ。さあ二人の行く手には何が待ち受けているのでしょうか?また二人の出生の秘密とは……壮大な冒険絵巻の始まり始まり!


ディスクシステム初の前後編システムを採用し、馴染みの昔話をパロディったストーリーが人気だった任天堂テキストアドベンチャーゲームシリーズ第1弾。(パックスソフトニカ株式会社と共同開発)

AVGというと殺人事件などのミステリー系が大半を占める中、こういったほのぼの系はすごく新鮮と多くのユーザーの支持を得た。ストーリーは誰もが知っている昔話(桃太郎、金太郎、浦島太郎、かぐや姫など)をモチーフにしたもので、男の子と女の子の二人をザッピングしながらすすめていくスタイル。

また昔話のそれっぽいBGMもかなりの名曲で、今でもアレンジャーなど一部に絶大な支持を受けていたりと幅広く人気を博した秀逸ADV。

【任天堂テキストアドベンチャーゲームシリーズ】

平成 新・鬼ヶ島は、登場した動物たちが活躍する外伝(SFC)チラシ裏
ふぁみこんむかし話 遊遊記という、むかし話シリーズ第2弾がある。



1988年

リップルアイランド

メーカー:サン電子
発売日:1988年1月23日
価格:4,900円
ハード:FDS
ちらし:ゲームパンフレット
難易度:★★☆☆☆

【あらすじ】
人間と動物たちが平和に暮らすリップルアイランドに事件がおきた。さらわれたナサレル王女を助ければ、王女と大金が手に入る。主人公カイルはふしぎな少女キャルと、一かく千金を夢みて旅にでた・・・。キミの知恵と想像力の限界をためす。アニメーション・アドベンチャーゲーム堂々デビュー!。

リップルアイランドといえば、アニメ映画のようなグラフィックと世界観で支持を得ていたほのぼの系ファンタジーアドベンチャー。ただドラクエ3の発売目前(1988年2月10日)ということもあってか、さほど話題になることはなかった。(当初リップルアイランドの発売は11月だったが、1月に発売延期になった。)

プレイしてまず感じるのが、皇帝「ゲロゲール」を退治に向かう主人公カイルとキャルに対して、道中に出会う小動物の対応は冷たく、全く期待されていないということ(笑)。そんな非協力的な動物たちに、ほのぼのしていながらも実は結構頭を悩ませられるほど難易度が高い。

そんなカイルとキャルの心温まるストーリーにきっと感動と笑みがこぼれるず。中にはキャルに惚れちゃう人も・・・。(EDは5種類。)

ファンタジーの名にふさわしい描写



男の冒険心を虜にする本格ADV

太陽の神殿

メーカー:東京書籍
発売日:1988年8月3日
価格:5,900円
ハード:ファミコンROM・セガサターン
ちらし:ゲームパンフレット
チラシ:裏面
難易度:★★★★★

マヤ文明を代表する世界遺産チェチェンイッツアの遺跡を舞台に謎を解き、太陽の神殿と太陽の鍵を探し求める男のロマン型AVGの最高峰。またBGMは、その世界に引き込まれてしまいそうなくらい名曲ぞろいで、オープニングBGMは秀逸だ。

ゲームは手順を間違えると手詰まりになることも多く、かなりムズカシイ。だけど、それがかえって命をかけた本格的アドベンチャーの魅力に満ちていて楽しい。舞台が古代遺跡ということもあり、この手の雰囲気が好きな人にとっては冒険心がくすぐられるゲームだと思います。

箱には古代アドベンチャー第1弾と銘打たれていたんだけど、第2弾の発売はたぶんなかった。もしこれが文明シリーズで出てくれたなら、大人気シリーズになる可能性も秘めていたかもしれないのに・・・残念。

【memo】
セガサターン版は、グラフィックが綺麗なCGになっていて理想的なリメイク作品となっている。



1991年

タイムツイスト歴史のかたすみで

メーカー:パックスソフトニカ・任天堂
発売日:1991年7月26日
価格:2,600円
ハード:ファミコンディスクシステム
ちらし:ゲームパンフレット
難易度:★★★★☆

【あらすじ】
人々の間で世紀末への不安が高まる1995年、9月25日の東京。
主人公の少年「おれ」は双方向テレビの占いサービスで見た「郊外の博物館で異性との出会いのチャンスあり」との予言を確かめるため「悪魔博物館」へやって来た。
占いの通り、博物館の中で同じくらいの年頃の少女に出会う。
そこで突如発生した地震発生により、思わず抱き合う2人だったが地震は一向に収まらない。そこで動揺した少年は、占いで知った「異性を射止める言葉」を厄払いのおまじないを叫んだ。しかしこの言葉は、悪魔を解放するための呪文だったのだった・・・。


任天堂DISKアドベンチャー「新・鬼ヶ島シリーズ、 遊遊記」に続く第3弾。このソフトの発売当時、すでにユーザーの目はスーパーファミコンに向いていたので、このソフトはかなりマイナーアドベンチャーソフトという運命をたどることになった。というのも1991年発売にも関わらずDISKという限られた容量であったこと。そのためスーファミ画質と比べてグラフィックはあまりキレイじゃないし、音楽にも限界がある。そんな「今さら感」をユーザーは既に感じ取っていたからだろう。

ストーリーは、実際の歴史を活かしつつアレンジされた秀作ファンタジー系アドベンチャー。さすがは任天堂クオリティと実感できる出来映えだ。ただこのゲーム、いたるところで難題クイズが出題されるため、かなり難しいゲームとなっている。(クリアしないと先に進めない)



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