アニソンに昭和も平成も関係ない
昭和アニソンの歴史に欠かせないレジェンドらによる神曲が多く発表された。またアニソン界は、歌い手も次世代にうまくバトンタッチできたと確信できたのもちょうどこの頃。僕らの心に流れるメロディラインの原点はここにある。
OP:疾風ザブングル
ED:乾いた大地
歌:串田アキラ
作詞:井荻麟、作曲・編曲:馬飼野康二
放映:1982年2月6日 - 1983年1月29日
「はやてのように~ザブングル」と、いきなりサビから入るインパクトのある主題歌。太陽戦隊サンバルカンに続いて串田アキラ氏の歌う特撮やアニメ番組は、この頃から耳にすることが多くなりました。
この疾風ザブングルは串田アキラ氏のソウルフルな歌唱に加え、フラメンコカスタネットが力強いベースとドラムのいいアクセントになっていて、荒野を駆けていくかのようにイメージさせてくれる80年代のアニソン神曲。まさに特撮宇宙刑事ギャバンOPと双璧をなすアニソンです。
人型ロボットザブングルからウォーカーギャリアへの機体変更は、子ども心にショックな出来事でしたね。
主題歌:ラムのラブソング
ED:宇宙は大ヘンだ!
歌:松谷祐子
作詞:伊藤アキラ、作曲・編曲:小林泉美
放映:1981年10月14日 - 1986年3月19日
80年代初期の代表的なポップ系アニソンで、今もなお愛され続けるラムのラブソング。「あんまりソワソワしないで~」ここからのフレーズに、みんなハートを奪われたことかと思います。
それは幼少期に、無意識のうちに聴いていたNHK番組やポンキッキの有名な歌の作詞をした伊藤アキラ氏による言葉マジックだったかもしれません。
「ああ 男の人って いくつも愛をもっているのね」って浮気なダメ男「あたる」にあきれつつも、彼を想い続けるラムの心の内面まで見事に表現。軽快なテクノポップは懐かしくも、今聴くと逆に斬新な感じも最高ですね。
でもホントは、第一話の
ラムのおっぱい
に心を奪われたという感じもあります…(笑)
アニメージュ主催「第4回アニメ・グランプリ」音楽部門1位
「うちがイチバンだっちゃ!」・「君去りし後」
これらのサブタイトルは歌の曲名であることが多い。ちなみに「君去りし後」は吉田拓郎の歌。
今でも脳内再生可能な伊藤アキラ作品 |
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1位:南の島のハメハメハ大王 |
2位:ラムのラブソング |
3位:はたらくくるま |
4位:日立の樹 |
5位:パっとサイデリア |
他にもいろいろ
歌:潘恵子
作詞・作曲:井上かつお 編曲:青木望
放送:1981年1月4日~12月27日
無人島に漂着したロビンソン一家が、島からの脱出するまでの物語。原作:ヨハン・ダビット・ウィース
歌:水木一郎 こおろぎ'73
作詞:千家和也・作曲:小林亜星
放送:1981年3月4日~1982年2月24日
ライオンが合体して一つのロボットを形成するスタイルは、のちの戦隊ロボへ引き継がれた。
歌:樋浦一帆
作詞:三浦徳子、作曲:小田裕一郎 編曲:若草恵
放送:1981年10月2日~1982年12月24日
OPの演出がかっこいい。そして何より美形な登場人物に女性人気が爆発。EDのタイトルに顔を赤らめてしまうけど、哀愁ソングとして人気でした。ベースがかっこいいです。
歌:藤井健
作詞:荒木とよひさ 作曲・編曲:あかのたちお
放送:1981年7月3日~12月28日
歌:Kiki
作詞:伊藤アキラ 作曲:はやしこば、編曲:川上了
放送:1981年10月4日~1982年12月26日
純白パンティー好きな勝平のバスケ部を優勝に導くストーリー。
歌:今田裕子
作詞・作曲:佐々木勉、編曲:乾裕樹
放送:1981年10月8日~1983年10月6日
ケン太ら生徒におっぱいタッチされると「まいっちんぐ!」というマチコ先生。当時はこのセリフ「まいっちんぐ!」がブームとなってました。今ではセクハラ犯罪か、再放送はできないでしょうね。
歌:麻田マモル
作詞・作曲:佐々木勉、編曲:乾裕樹
放送:1981年10月23日~1983年3月25日
星雲仮面マシンマンと同様、聞けば誰が作曲したかわかってしまうくらい大野雄二テイストの強い作品。コブラの大人な世界を感じさせつつ、ペドロ&カプリシャスの初代ボーカルを務めた前野曜子の哀愁のあるハスキーボイスと類い稀な歌唱力を生前最後に引き出したと歌と言えます。
EDはコブラに想いをよせる女性視点で書かれた詞にジャジーライクなバラード。アニメのEDソングにしておくだけではもったいないですね。
【永久保存版に】
DVD-BOX持っていても、買い換える価値ある画質。
OP:ときめきトゥナイト
ED:Super Love Lotion
歌:加茂晴美
作詞・作曲:古田喜昭、編曲:大村雅朗
放映:1982年10月7日 - 1983年9月22日
作詞作曲は、シュガーのヒット曲「ウェディングベル」や人気アニメ「パーマンはそこにいる(1983年発売)」を歌った古田喜昭。
その古田は、この「ときめきトゥナイト」でもエンディングソングにおいてすばらしい楽曲を残しています。(OPもいいですっ)。それがボーカルを務める加茂晴美の声と絶妙にマッチしていて、歌い出しからお気に入りの一曲になること間違いな以下と思います。
そしてマントの下は一糸まとわぬランゼと、手の動きで表現したアニメーションの秀逸映像。このエンディングは、80年代昭和アニメーションの傑作と呼び声も高いので、ぜひご覧ください。
歌:やまがたすみこ
放送期間:1982年1月10日~12月26日
歌:小山茉美
1982年3月18日~1983年5月26日
歌:水木一郎
歌:かおりくみこ
作詞:伊藤アキラ 作曲:馬飼野康二 編曲:いちひさし
1982年7月5日~1984年8月27日
歌:山形ユキオ
作詞:山本優 作曲・編曲:山本正之
1982年7月6日~1983年3月29日
エンディングテーマの「アステロイドブルース」は山本正之作曲の至極の名曲。歌は増田直美。マイフェバリットソングです。
1982年10月17日~1984年3月11日
世の中の肥満体チビ男(チビデブ)に夢を与えたアニメ。ハゲがないだけ救われる。