昭和50年代後半のアニソン名曲アーカイブス

変わりゆくアニソンの歴史後のアニメ界に影響を与えたアニソンとは?

1983年テレビアニメ界に事件が起こった。アニメ主題歌の大ヒット。しかもアニソンを歌っていなかった歌謡、POPアーティストによる初のオリコンチャート1位の快挙。良くも悪くもここからアニメソングの歴史が変わることとなった。


1983年(昭和58年)

ありがとうキャプテンED

主題歌:君は何かができる

ED:ありがとう

歌:99harmony
作詞:山上路夫、作曲:木森敏之

放映:1983年1月10日 - 1983年7月4日

原作:ちばあきお氏による野球マンガ。キャプテンに任命されたそれぞれの苦悩と努力、そして仲間と一緒に成長していく姿が、当時の子どもたちの多くを魅了しました。あのイチロー選手も、「キャプテン」のファンだったという話は有名ですね。

 

「君の心を 知らずにいた 何も言わないから わからなかった」

 

人として成長する過程でぶち当たる他人の気持ちを考えるやさしさ。エンディングで使用された「ありがとう」は、すごく心にしみる歌です。友情ってやっぱいいな。ありがとうって言葉っていい響きだよな。

かけがえのない大事な時期をこういう風に感じて過ごせたなら、一生の思い出になると今頃になってしみじみ思う。



聖戦士ダンバイン

OP:ダンバインとぶ

ED:みえるだろうバイストン・ウェル

歌:MIO
作詞:井荻麟、作曲:網倉一也、編曲:矢野立美

放映:>1983年2月5日 - 1984年1月21日

作者:富野由悠季氏による昆虫異型メカ「ダンバイン」。

MIOが歌う主題歌の印象は女版串田アキラみたいな感じで、どこかソウルを感じる歌唱が魅力。次回作重戦機エルガイムの主題歌「エルガイム-Time for L-GAIM-」もかなりヒット。エルガイムの主題歌は、80年代のポップスでヒットを飛ばしまくった作詞家売野雅勇、作曲家筒美京平によるもので、これまでのアニソンとは違いポップスに近い感じとなっている。

【あの人は今】 MIOは現在改名し、現在MIQとして活動中



光速電神アルベガス

OP:光速電神アルベガス

ED:若さのフォーメーション

歌:Mojo
作詞:上原正三、作曲:渡辺宙明 編曲:いちひさし

放映:1983年3月30日 - 1984年2月8日

円条寺大作、神哲也、水木ほたる画像 特撮界でおなじみのMojoによる「光速電神アルベガス」の主題歌。そこに渡辺宙明氏が作曲となれば、これだけで名曲なんじゃないかと思ってしまうほどの王道の組み合わせ。イントロの電子楽器とその後続く「ガンガンガン、ジンジンジン」が妙に残るインパクト系。

80年代アニソン50曲
コンピレーションCD オススメ◎ 


1983年放映の主なアニメ

パーマンはそこにいる

歌:古田喜昭
作詞・作曲:古田喜昭
1983年4月4日〜1985年3月30日

愛してナイト

歌:堀江美都子
作詞:藤公之介 作曲:小田裕一郎 編曲:久石譲
1983年3月1日〜1984年1月24日

キン肉マン

歌:串田アキラ
作詞:森雪之丞 作曲:芹澤廣明 編曲:川上了
1983年4月3日〜1986年10月1日

銀河疾風サスライガー

歌:MOTCHIN
作詞:山本優 作曲:山本正之 編曲:久石譲
1983年4月5日〜1984年1月31日

編曲はあの久石譲とはびっくり。

魔法の天使クリィミーマミ

歌:太田貴子
作詞:山本優 作曲:山本正之 編曲:久石譲
1983年7月1日〜1984年6月29日

古田喜昭氏の作詞作曲による女の子に絶大な人気を誇ったアニソン。

CAT'S EYE

歌:杏里
作詞:三浦徳子 作曲:小田裕一郎 編曲:大谷和夫
1983年7月11日〜1984年3月26日

歌のベストテンやトップテンで1位を獲得したアニメソング。80年代この曲でアニソンがJ-POPの仲間入りしたといっても過言ではない。

キャプテン翼

歌: 沖田浩之、小粥よう子
作詞:吉岡治 作曲:内木弘 編曲:飛沢宏元
1983年10月13日〜1986年3月27日

この年、アニソン主題歌が歌番組で1位、紅白出場などを記録すると、子ども向けの歌だったアニソンが市場として活気づき、タイアップすることになっていった。



1984年(昭和59年)

ぼくたち地球人

ED:ぼくたち地球人

歌:堀江美都子
作詞:みなもとたかし、作曲・編曲:菊池俊輔

放映:1984年4月6日〜1988年4月8日

ドラえもんの3代目のエンディングテーマ「ぼくたち地球人」。レコードジャケットには、「自然保護憲章制定10周年記念 ぼくたち地球人・グリーンドラキャンペーン」と題して緑色のドラえもんが描かれている。この年公開された劇場版『のび太の魔界大冒険』では、キャンペーンの中で緑のドラえもんが出てくるといったサプライズもあった。

ドラえもんの初代エンディングテーマ「青い空はポケットさ(1979年4月8日〜1981年9月27日)」も名曲だけど、この歌も後世に残すべき名曲。

ぼくたち地球人 大きな宇宙の小さな星に 笑顔がいっぱい 夢の国 手と手をつないで つくろうよ

とすばらしい歌詞。人種、宗教を越え、手をとりあい笑顔であふれる地球。幼少期の心に咲いた花は、大人になっても枯れることはないですね。



愛・おぼえていますか超時空要塞マクロス

OP:愛・おぼえていますか

歌:飯島真理

作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:清水信之

発表年:1984年6月5日

抗争を終結へと導くというストーリーにおいて大事な役割を担っているリ・ミンメイによるラブソング。人はどんなときに歌を聴くかによって印象や想い出は違ってくるけど、ストレートながら語りかけるようなその詞は、人の心に響くものがあることを証明しています。

歌というのは、制作側の作品に対する思いが込められているからこそ、聴く人にいろんな感情をもたらしてくれるものなんだと、あらためて「音楽のチカラ」を思い知らされます。


ヘネケンの名曲を永遠に

第7回アニメグランプリアニメソング部門・女性歌手部門
第2回日本アニメ大賞主題歌賞受賞曲 売上枚数27万枚


1984年放映の主なアニメ

重戦機エルガイム

歌:MIO
作詞:丘灯至夫、作曲:越部信義

放送:1984年2月4日〜1985年2月23日

ビデオ戦士レザリオン

歌:宮内タカユキ
まるで特撮ヒーローソングのような宙明ソング。

放映:1984年3月4日〜1985年2月3日

巨神ゴーグ

歌:TAKU
もう一方のコックピット(胸部)は衝撃的でしたね。

放映:1984年4月5日〜9月27日

魔法の妖精ペルシャ

歌:岡本舞子
女の子を中心に人気を博したスタジオぴえろの魔法少女シリーズ第2弾。ペルシャの声優は冨永み〜な

放映:1984年7月6日〜1985年5月31日

世紀末救世主伝説 北斗の拳

 歌:クリスタルキング
ED「ユリア・・・永遠に」は漢たちの闘いの中に、「愛」をテーマにした名曲

放映:1984年10月11日〜1987年3月5日

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