昭和60年代の名曲アニソンアーカイブス

少年漫画アニメ化で生まれた名曲週刊少年誌ジャンプ・サンデーで大人気

アニメがいろんな意味で、多種多様に盛り上がっていた80年代。そのなかでアニメは、子どもだけでなく大人も視聴することが多くなった。そしてレコード会社の売上(オリコン)を意識した戦略により、J-POPを主題歌に用いたタイアップ系アニソンが多くなり、アニソンの歴史は変わっていく。

その結果、アニメのために作られたリアルアニメソングというのが、少なくなってきたのだ。アニメの主題歌だからアニソン・・・?。いや、アニメのために作られたのがアニソンであって欲しい。

1985年(昭和60年)

小公女セーラ

主題歌:花のささやき

ED:ひまわり

歌:下成佐登子
作詞:なかにし礼、作曲:森田公一、編曲:服部克久

放映:1985年1月6日 - 1985年12月29日

フジテレビ系のハウス世界名作劇場「小公女セーラ」の主題歌。セーラといえば、陰湿な院長や生徒たちのいじめを受けながらも、生きる希望と笑顔を絶やさず生きる姿に涙するする人も多かった感動の世界名作。

主題歌も物語の雰囲気そのままに、セーラの強く生きる気持ちを表現した歌詞とストリングスをふんだんに取り入れた重厚な素晴らしい楽曲で構成されていて、オープニングから感極まり、涙なしでは見られない。

作詞 なかにし礼:戦後日本歌謡曲界を彩った作詞家。

世界の名作を手元に、永久保存版に。



1985年放映の主なアニメ

オバケのQ太郎

歌:天地総子
作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童、編曲:青木望
放送期間:1985年4月1日〜1987年3月29日

カラーでかわいく帰ってきたQ太郎。唇厚めの女の子をQちゃん系と呼ぶようになったのもこの頃。

超獣機神ダンクーガ

歌:藤原理恵
作詞:松井五郎、作曲:古本鉄也、編曲:戸塚修
放送期間:1985年4月5日〜1985年12月27日

作詞が松井五郎とビッグネーム起用。ロボットもかっこいい。しかし商業的にいまいちで打ち切りになったロボットアニメ。カッコいいのになぁ〜。

ダーティペア

歌:中原めいこ

放送期間:1985年7月15日〜12月26日

ゲゲゲの鬼太郎

歌:吉幾三
作詞:水木しげる、作曲:いずみたく、編曲:野村豊
放送期間:1985年10月12日〜1988年2月6日

昭和妖怪アニメと言えばコレ。野村豊氏のアレンジが冴えわたる。



タッチ

OP:愛がひとりぼっち

ED:青春

歌:岩崎良美
作詞:康珍化、作曲:芹澤廣明

放映:1985年3月24日 - 1987年3月22日

タッチといえば、双子の兄弟達也と和也、隣に住む幼馴染の南の青春を描いた名作アニメ(マンガ)。昭和のスポーツ系アニメとして今でも色あせない。

その主題歌として発売された初期OP「タッチ」(歌:岩崎良美)は、今でもアニソンカラオケ部門やアニメ好きな歌ランキング1位になるほどのメジャーソング。それゆえ2期以降の主題歌も名曲と言える歌なのに、初期主題歌の印象が強すぎるせいか、やっぱり初代でしょ!的な感じですっかり忘れ去られてしまっているのであえてここで紹介したいと思う。

浅倉南 タッチの主題歌は、およそ半年に一回のペースで変更。売上推移を見てみると売上枚数は残念ながら下降する一方ですが、どれも初期OPと同じくらいタッチテイストたっぷりの名曲。その中でもイチバンのおすすめは第2期のEDソング「青春」。浅倉南の想いが詰まった歌詞と岩崎良美による歌唱力に、感慨にふけいるのも無理はない。

達也と南のキスシーン岩崎良美といえば、杉井ギザブロー氏のお目にかなったと言われた実力派シンガー。 作詞は康珍化氏。
「だれも ここに2度と 帰ってこないのよ」

卒業式を迎えるだけの数週間、誰もが人生で一番時が速く流れてしまうと感じたあの時。もう遠い過去のことで忘れているでしょうが、その瞬間のせつなさをこんなにもステキな詞(ことば)で綴っています。

康珍化氏が書く歌詞には、物語やキャラの細かな部分をうまく表現した詞が多く、そして聴く人にいろいろな感情をもたらしてくれるのが特徴。それがあの「浅倉南」という人物の人格形成に、大きく関わっているのは間違いないと思っています。

【全主題歌、EDソング】

■第01話〜第27話

OP「タッチ
ED「君がいなければ」 売上枚数25万枚


■第28話〜第56話

OP「愛がひとりぼっち」
ED「青春」 売上枚数16万枚


第57話〜第79話

OP「チェッ!チェッ!チェッ!」
ED「約束」 売上枚数6万枚


■第80話〜第93話

OP「ひとりぼっちのデュエット」  売上枚数 4万枚


■第94話〜第101話

OP「情熱物語」 売上枚数2万枚


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1986年(昭和61年)

宇宙船サジタリウス

主題歌:スターダストボーイズ

ED:夢光年

歌:影山ヒロノブ、こおろぎ'73
作詞:阿久悠、作曲:鈴木サブロー、編曲:和泉一弥

放映:1986年1月10日 - 1987年10月3日

ないないづくしのダメキャラかと思いきや、駄目じゃないと否定している面白い歌詞が印象深い歌で、さすがは日本が誇る作詞家阿久悠氏。作曲には数多くメジャーソングを持つ鈴木サブロー氏。歌はドラゴンボール主題歌で今の20代に絶大な人気を誇る影山ヒロノブ氏。

それでいて曲はアニソンらしくなく、アニメのほうも日本アニメーションが制作していながら時勢を取り込んだ難しい話が多く、これまたアニメっぽくない。だからといいってダメじゃない名作かつ名曲なアニメです。

【ちょいMEMO】 宇宙船サジタリウスは、当時マイナーだったラザニアを世に知らしめた作品。



ドラゴンボール

主題歌:魔訶不思議アドベンチャー!

歌:高橋洋樹
作詞:森由里子、作曲:池毅、編曲:田中公平

放映:1986年2月26日 - 1989年4月19日

シンセで華やかに始まるイントロ、誰もが夢中になったドラゴンボール初代主題歌。このイントロは、編曲の田中公平氏がまだあまり売れてなく、舞い込んできたチャンスに全身全霊をかけて生み出したとも言われている作品。本人曰く、ブラスとエレキギター以外すべてシンセを使用したそうな。アニメ世界観と映像、そして音楽の3つがコラボした昭和最後の傑作主題歌なのだ。


【1986年放映開始の主なアニメ】

「めぞん一刻」 1986年3月26日 - 1988年3月2日
 J-POPだけを使用したアニメ。


銀牙 -流れ星 銀-」 1986年4月7日〜9月22日


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昭和アニメ世代で妖怪と言えば、ゲゲゲの鬼太郎。でも今は妖怪ウォッチですね。



聖闘士星矢

主題歌:ペガサス幻想

ED:永遠ブルー

歌:MAKE-UP
作詞:竜真知子、作曲:松澤浩明・山田信夫、編曲:MAKE-UP

放映:1986年10月11日 - 1989年4月1日

【心に響く言葉】
 ペガサスファンタジー そうさ夢だけは 誰も奪えない 心の翼だから

聖闘士星矢の第1期OP主題歌で、アニソンでありながらMAKE-UPの代表的な歌。ハイトーンなボイスにすごくかっこいいギター、そんな印象だったか?初めて聞いた時、衝撃を覚えた。

月曜日の朝、教室では今まで聞いたことのないかっこよすぎるこの歌の話題で持ちきりだったのを今でも憶えているくらい。この頃って週刊ジャンプがホント爆発的に売れていた時代で、その連載マンガがアニメになるっていうだけで話題だったんですよね。

ちなみにMAKE-UPボーカルの山田信夫氏は、NOBとして2000年代のスーパー戦隊主題歌で大活躍中です。

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