特撮ヒーローソング1970年代アーカイブス

マイナーヒーローな特撮ソング覚えている人が少ない残念なヒーローたち

昭和から平成にかけてマイナーな特撮だけど、いい歌名曲シリーズです。忘れ去られた、ぼんやり見えてくるシルエット、記憶の片隅にいるそんなヒーローをピックアップしちゃいます。マイナーといっても名作だったり、人によってはメジャーだよっていうものもあると思うけど、そのあたりは個人的な区分なのであしからず。
 プラスで、まあまあいい歌の特撮ヒーローソング、名曲まであと一歩シリーズも追加しました。

スーパーロボット マッハバロン

OP:マッハバロン

歌:すぎうらよしひろ
作詞:阿久悠、作曲:井上忠夫(井上大輔)

放映:1974年10月7日〜1975年3月31日

今聴いても遜色ない素晴らしいロックンロール。35年前にしてこの音楽はかなり斬新で、見ている人の心に多くとどまったはず。そのためか肝心の本編は憶えていない人が多いらしい。

歌詞のほうも阿久悠氏とあって、
悪の天才が 時に野心を抱き〜 世界征服を 夢見た時〜
と20世紀の世の中をたった数行で表現しているところはさすが。マッハバロンという番組は知らずとも、これははずせない特撮ソングだ。



忍者キャプター

OP:斗え!忍者キャプター

ED:大空のキャプター

歌:水木一郎 堀江美都子 こおろぎ'73
作詞:八手三郎、作曲:小森昭宏

放映:1976年4月7日 - 1977年1月26日

水木一郎と堀江美都子の絶妙なハーモニーとベースラインが、すごくかっこいい印象の忍者キャプターの主題歌。

ブラス系に加えてマリンバの魅力を最大限に活かしたアレンジは、この時代にしてサイコーの特撮主題歌と言える。歌も特撮ソングの中では上位にランキングされるほどなのに、番組自体が若干マイナーで、加えてレオタード的なスーツがすごくかっこ悪いのがひたすら残念だった。


1976年放映の特撮ヒーロー

宇宙鉄人キョーダイン

歌:ささきいさお、こおろぎ'73
作詞:石森章太郎 作曲・編曲:菊地俊輔

超神ビビューン

歌:ささきいさお、こおろぎ'73
作詞:石森章太郎 作曲・編曲:渡辺宙明

プロレスの星アステカイザー

歌:子門真人、コロムビアゆりかご会
作詞:山川啓介 作曲:津島利章 編曲:筒井広志

なんとアントニオ猪木や佐山 聡がリアルレスラーとして出演している特撮ヒーロー。マッハビート号なる三輪バイクがいかしてます。子どものころ結構観に行きましたプロレス。

バトルホーク

歌:池田鴻
作詞:高円寺博 作曲・編曲:小森昭宏

ザ・カゲスター

歌:水木一郎
作詞:八手三郎 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士

円盤戦争バンキッド

歌:天馬昇三、荒川少年少女合唱隊
作詞:長坂秀佳 作曲:広瀬健次郎 編曲:筒井広志

特撮界だけでなく刑事ドラマ脚本で有名な長坂氏が作詞と驚きの歌。

恐竜大戦争アイゼンボーグ

歌:サニー・シンガーズ・西六郷少年少女合唱団
作詞:高木あきら、作曲・編曲:津島利章

特撮とアニメをMIXした円谷恐竜三部作の第2弾。

宇宙からのメッセージ 銀河大戦

歌:ささきいさお コロムビア男声合唱団
作詞:石森章太郎 作曲:菊池俊輔

南総里見八犬伝をモチーフにしたストーリー。主人公は若かりし頃の真田広之(ジャケット右)で、TBSドラマ「高校教師」のときこのことが話題になりました。



1977年

小さなスーパーマン ガンバロン

OP:ガンバロン'77

歌:ザ・バーズ ジャニーズ少年団、ミッキー・スティーブとアサノシ 

作詞:千家和也
作曲:ミッキー吉野

放映:1977年4月3日 - 12月24日

ゴダイゴのリーダーで、非凡な才能を持つミッキー吉野さん作曲の「ガンバロン'77」。最近のニュースを見てると、日本人はどんどん卑怯な手段をとるようになっていったと感じる今日この頃。歌詞中の「男の子なら 正しく強く」この歌を今の若者に是非聞かせてあげたいですね。


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日本の特撮シーンの黎明期に大人気を博した番組から特撮ソングコンピレーションアルバムの決定盤が発売!



UFO大戦争 戦え!レッドタイガー

歌:ささきいさお コロムビアゆりかご会

OP:戦えレッドタイガー

作詞:大野幸太郎
作曲:植原路雄

ED:出撃! レッドタイガーの詩
作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔

放映:1978年4月8日 - 12月28日

この時代結構見られた口を出しているヒーロー「レッドタイガー」。人気は口を出しているせいか、いまひとつだったような気がする。

しかし歌は、特撮ヒーロー主題歌の王道的なすばらしい完成度で、ポイントはささきいさおさんとコロムビアゆりかご会との絶妙なハモリ。番組自体がマイナーなのがもったいないくらい。やっぱり特撮ものには、少年少女合唱団の歌声は外せないですよね。この作品といえば、レッドタイガーの正体を示唆するも、最後まで出なかったのが、当時はすごく気に入らなかった。ランボルジャイアントは結構魅力的だったけど・・・。

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TVサイズを50曲収録した40代以上にオススメのコンピレーションアルバム。車で一人で熱唱を楽しむのもいいですね。コセイドン、メガロマン、レッドタイガーも全部入ってますよ。



宇宙の勇者 スターウルフ

OP:青春の旅立ち

ED:さすらいのスターウルフ

歌:ヒデ夕樹

作詞:林春生、作曲:森田公一、編曲:前田憲男

放映:1978年4月2日 - 9月24日

【OP:青春の旅立ち】

こちらの作品の内容はまったく憶えていないんだけど、歌だけはしっかり憶えている系。宇宙っぽいイントロと壮大なスケールを感じさせるダイナミックな曲。やっぱり「誓いのバラード(スパイダーマンED)」みたいな哀愁ただようロンリーヒーローの歌は、ヒデ夕樹に限る。それにしても宇宙って、何故こんなにも僕らを魅了するんだろうか。

【ED:さすらいのスターウルフ】

ブルース調で始まるAメロから一転して、サビからはブラス系を加えた特撮王道スタイル。ヒデ夕樹さんの歌声とシンクロして、すばらしい歌に仕上がっていて、特撮エンディングテーマとしては、おそらく1、2位を争う名曲ではなかろうか。

「振り向くな もう帰れない 帰れない 風がほしい 夜明けが欲しい 命の隙間に輝くものは あの日見た コバルトの空 俺は行く 一筋の光となって 光となって」(歌詞抜粋)

地球の自然を恋しく思う感情、最高の詩(うた)です。

70's哀愁のEDランキング
1位:誓いのバラード
2位:さすらいのスターウルフ
3位:勇者が行く
4位:星空のバラード
5位:我が心のロゼッタ星

心が悪に支配されそうになったら

70年代特撮ソングには心が震えるような哀愁感たっぷりの良曲が多い。僕らの正義感は彼らから学んだといっても過言ではないほどだ。



恐竜戦隊コセイドン

主題歌:恐竜戦隊コセイドン

ED:コセイドン隊マーチ

歌:水木一郎
作詞:谷のぼる、作曲:宮内国郎

放映:1978年7月7日 - 1979年6月29日

覚えやすいメロディで、記憶に残っている恐竜戦隊コセイドンの主題歌。「ザ・ウルトラマン」と並んでこの時期の宮内国郎さんの代表作でもある。

ただ歌以外でこの番組で記憶に残っていたのは、主人公が四角い人間大砲から発射されることと、スターウォーズに出てくるR2D2みたいなロボットがいること、そしてタイム戦士コセイダーの赤い仮面の首筋から人間の髪と首が見えちゃっていることで、この辺がなんか興ざめな感じだったことです。そう考えると歌というのは、いかにすごいかってことがわかりますね。


ビッグラジィー

R2D2には似てませんね



メガロマン

OP:行け!行け!メガロマン

ED:我が心のロゼッタ星

歌:水木一郎

作詞:雁屋哲、作曲:戸塚省三、編曲:川上了

放映:>1979年5月7日 - 12月24日

このダサい特撮ヒーローをよく憶えているなあ。ブラス系とシンセドラムで始まり、エレキサウンドがかっこいい曲で、主題歌は文句なしにイイ!。

そしてやっぱり残念なのは、かっこいい歌と全然マッチしないヒーローのかっこ悪さ。ていうのもボディはウルトラマン風でありながら、顔が異常にデカイ!レコードジャケットを見ても一目瞭然。まあいろんな意味で、やっぱり当時子どもたちに受け入れられず、マイナー作品となったのは言うまでもないことです。

でも主題歌・EDはけっこういいですよ。もったいない。


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