心に残る昭和40年代の名曲アーカイブス

青春グラフィティ歌い継がれる昭和の名曲

売上枚数や年間ランキング、ヒットに関係なく、1974年〜1975年(昭和49年から昭和50年)までの名曲を紹介。1970年代は歌謡界にとって、黄金期ともいえるべき時代。歌い継がれていくような心にしみる名曲が多いのが特徴です。

目を閉じれば、そこにいるのは若いままのあの人、あの子。昭和の歌すべてが、青春そのもの。そんな言葉をよく耳にする時代になりました。


青春の影

歌:チューリップ
作詞・作曲:財津和夫、編曲:大柿隆
売上枚数:7.6万枚
発表年月:1974年6月5日
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チューリップ6枚目のシングルで、今でも歌い継がれるほどの名曲でありながら、セールス枚数はパッとしなかった歌。この曲と言えば、プロポーズの歌なのか?それとも別れの歌なのかが争点になることが多いですよね。1番についてはだれもが同じだろうけど、2番を聴くとあれ?どっちなんだ?と思ってしまうかと思います。

青春の影」というタイトルから悩む方も多いのですが、夢を追っていた「自分の青春」に対する惜別という意味でしょうか。別れるか別れないかはリスナーの感情に任せて・・・。このころは日本語の表現の魅力に満ちていた曲が多かったですね。

70年代好きにおススメ

70年代名曲をカバーする「平成のMy歌姫: 柴田淳」をプラネットはおススメ!この★の数とレビューが物語る聴きやすさ。時を超えて70年代の名曲を今に運ぶ天使の歌声を感じてください。レコーディングCDよりLIVEのほうが魅力的です。



ふれあい

歌:中村雅俊
作詞:山川啓介、作曲:いずみたく、編曲:大柿隆
売上枚数:126万枚
発表年月:1974年7月1日
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日本テレビ系ドラマ「われら青春!」の挿入歌。2番の歌詞にある

「何気ない 心のふれあいが しあわせを 連れてくる」
この部分に、人として求めるものがすべて表されていると思う。何気ない日常では感じることがないごく当たり前のことですが、人とのつながりが大切なんだと教えられた心の歌。

この素晴らしい詞を書いた山川啓介氏は80年代に入るとその感性を活かし、歌謡曲だけでなく特撮ソングの作詞も数多く担当。今までヒーローオレオレ系だった特撮ソングの常識を覆したといっても過言ではないほどのすばらしい詞を残しています。


1974年のヒット曲

あなた

歌:小坂明子
売上枚数:164.9万枚

なごり雪

歌:イルカ
作詞・作曲:伊勢正三

グッド・バイ・マイ・ラブ

歌:アン・ルイス
売上枚数:23.8万枚

東京

歌:マイペース
売上枚数:22万枚

柴田淳が歌う「東京」おススメです。70年代メドレー

あなた

歌:井上陽水
売上枚数:28.8枚

襟裳岬

歌:森進一
売上枚数:30.8枚
作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎、編曲:馬飼野俊一

フォーク界とのコラボで大ヒット

くちなしの花

歌:渡哲也
売上枚数:90万枚

結婚するって本当ですか

歌:ダ・カーポ
売上枚数:29.2枚


1975年(昭和50年)

22才の別れ

歌:風
作詞・作曲:伊勢正三、編曲:石川鷹彦
売上枚数:71万枚
発表年月:1975年2月
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もともとはかぐや姫のアルバム「三階建の詩」に収録された歌で、かぐや姫解散後に伊勢正三、大久保一久ので結成したフォークデュオ「風」によって大ヒットした22才の別れ

5年という歳月に込められた彼女の想いと人生を想像してしまうようなストーリー性のある歌詞、ナッシュビルチューニングで奏でられた美しい旋律(メロディー)で、この曲を弾きたくてフォークギターを始めた人もかなり多い。

このアルバムではこの他に、今でも歌い継がれる名曲を収録。それはイルカがカバーしヒットしたことで知られる名曲「なごり雪」。イルカの歌った「なごり雪」はヒットしたのでメジャーですが、当時一生懸命ギターを鳴らした僕らにとって、なごり雪は伊勢さんの方がしっくりきますよね?

2002年「なごり雪」をイメージモチーフにした同タイトルの映画が上映。(監督:大林宣彦)
コード検索サイト

ギターコード付き歌詞検索サイト

プラネットが選ぶ1970年代フォークソングランキング
1位:22才の別れ 風
2位:帰れない二人 井上陽水
3位:秋桜 さだまさし
4位:アザミ嬢のララバイ 中島みゆき
5位:神田川 かぐや姫

いい歌がたくさんありすぎて、選べないのに選ぶとこうなります(笑)。でもどの曲も弾き語りにはもってこいの名曲ばかりですね。



あの日にかえりたい

歌:荒井由美
作詞・作曲:荒井由美、編曲:松任谷正隆
売上枚数:61万枚
発表年月:1975年10月5日
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今でも懐古するさまざまなシーンで使用されている1970年代を代表する青春の名曲。リアルタイムでは感じなかったもの、時を経て生まれてくるこの感情を見事にフラッシュバックしてくれるアレンジ。

時代は違えど、聞けば誰もが心のアルバムをめくるように当時の思い出がよみがえる。青春の想い出を呼びおこしてくれるせつない名曲です。
コーラス:山本潤子 青春そのものという言葉のとおり思い出のつまったCDは

70~80年代を代表する女性ポップシンガー松任谷由実のおすすめCD



阿久悠の最高傑作

時の過ぎゆくままに

歌:沢田研二
作詞:阿久悠、作曲・編曲:大野克夫
売上枚数:92万枚
発表年月:1975年8月21日
リンク:歌詞情報

ドラマ「悪魔のようなあいつ」の主題歌で、沢田研二の最大のヒット曲。ドラマは人気が出ず、曲のみが一人歩きした結果となってしまったらしいですが、阿久悠氏の言葉で

「詩はその時代背景をうつしださなければ世の中に残らない。」

と、その言葉どおり時を経て実感できる名言を遺しています。

ただ残念なことに現代の日本は、偉大な作詞家の遺して来た功績とは裏腹に「会いたいけど会えない君〜」(笑)とか感情だけの言葉を並べた歌詞でも売れちゃうのは事実。哀しいことですね。

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