心に残る昭和50年代の名曲アーカイブス
人生に少し疲れたなと心が乱れた時に、聴くべき名曲の数々を昭和50年代の名曲から紹介してみました。
歌:森田童子
作詞・作曲:森田童子、編曲:木森敏之
発表年月:1975年10月21日
ファーストアルバムでありながら、森田童子ワールドを感じることができる名盤「GOOD BYE」。儚い青春のワンシーンが巡る1曲目の「早春にて」から、「君は変わっちゃったネ」、「さよならぼくのともだち」などアルバムの9曲もの編曲を木森氏が手掛けているところから、かなり期待されてデビューしたシンガーソングライターだったと思います。
暗いと言われる歌には、心が病んだ時や落ち込んだ時に聴くことで、同質効果が得られるとアリストテレスは言います。人生に少し疲れた時、心が病んだ時、こんな良質な歌で心をデトックスさせてあげるのもいいのではないでしょうか。
「とても長い時が 過ぎたのね」
このフレーズが、心でリフレインして止まない年になりました。
フォークデュオ「グレープ」時代のラストシングルで、息子の母に対する想いを綴った歌。年を老い、小さくなった母の姿に、大人になってから芽生え始めた母への感情と、そして運という言葉で片付けなくてはならなかった母の人生を歌っています。
「運がいいとか悪いとか」そういうことって確かにあるんだけど、ただ幸せだったかそうでなかったかは本人にしかわからないこと。「運」という言葉に惑わされず生きていければいいとしみじみ思うのです。
無縁坂は、東京都文京区湯島四丁目にある坂。
1970年代に活躍した男性デュオカラオケランキング |
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1位:あずさ2号 狩人 |
2位:さよならをするために ビリーバンバン |
3位:ひとり咲き チャゲ&飛鳥 |
歌:布施明 87.8万枚
歌:オフコース 16.2万枚
オフコース初期のスマッシュヒット曲。のちに西城秀樹がカバーし、27万枚売れた…。
歌:バンバン 45.8万枚
作詞作曲:荒井由実。売れたのはバンバンが歌うレコードでしたが、ユーミンバージョンのほうが哀愁を感じます。
歌:チューリップ
歌:岩崎宏美 77万枚
歌:野口五郎
歌:しまざき由理 53.2万枚
歌:敏いとうとハッピー&ブルー 34.7万枚
第6回世界歌謡祭グランプリを受賞した2ndシングル。音楽教科書に掲載されたり、卒業ソングとして歌唱されたりと幅広い年代に知られた名曲。また言わずもがな様々なアーティストがカバーしています。
1970年代シングルヒットチャート1位
1stシングル「アザミ嬢のララバイ」以来、1970年代から2000年代の4つの年代にわたりシングルチャート1位を獲得、世代を超え愛され続けている、まさに日本が誇る女性シンガーソングライター。
1980年代シングルヒットチャート1位
1990年代シングルヒットチャート1位
2000年代シングルヒットチャート1位
もともとはユーミンの「あの日にかえりたい」の詞であったスカイレストラン。歌詞を入れ替えることになった経緯は、ユーミンの楽曲を秋吉久美子が出演するドラマ主題歌に起用したいという話があがり、何曲か聴いてもらったら、どうしてもあの曲がいいということになって…。
ただ詞は変えるという前提で「あの日に帰りたい」が出来たと、2002年秋元康との対談で本人が語っていました。
そこで浮いてしまった元々の歌詞に曲を作ったのが村井邦彦氏。「スカイレストラン」は、そんないろいろな人が絡み合い、生まれた至極の名曲なのです。
オリジナルを知らない人は柴田淳がカバーする「スカイレストラン」がオススメです。