ポジティブな名曲アーカイブス
名曲とは当時の時代背景や、そのとき自分がどんな環境にいたか心情はどうだったかによって個人差があるもの。しかも公表されているランキングは、メディアによって塗り替えられていることすらあるかもしれない。だからランキングは気にせずに、マイベストがあればそれでいい。
歌:松田聖子
作詞:松本隆、作曲:平井夏美 編曲:武部聡志
売上枚数:69万枚
発表年月:1986年6月1日
アルバム「SUPREME」のラストを飾るこの曲は、シングルカットされていないにもかかわらず、近年では学校の合唱課題曲になるなど若い世代にも歌われるほどのメジャーな曲となっている。
ちょうど彼女はこのアルバム収録の頃、母となり母性というオーラを纏い、優しさに満ち溢れていたと言われています。そんな人生の素晴らしい瞬間に、松本隆氏の美しく壮大な世界を、やさしい歌声で包み込んでいます。
「朝陽が水平線から 光の矢を放ち」
3.11東北大震災。こういう時だからこそ、皆がそういったやさしさで世界を包んでほしい。音楽のチカラ・歌の力は計り知れないと感じられるように。
歌:椎名恵
作詞・作曲:John Farrar、椎名恵(日本語詞)、編曲:戸塚修、日本語訳詞:麻生圭子
売上枚数:69万枚
発表年月:1986年5月21日
大映ドラマ「花嫁衣裳は誰が着る」主題歌で、オリビア・ニュートンジョンの「そよ風の誘惑 -Have You Never Been Mellow-」を前作同様にカバーした椎名恵の2枚目のシングル。
原曲がとても有名なので、聴けばわかる歌だと思います。「愛は眠らない」をどうぞ!。しかし歌うますぎ、心地いいですねぇ。
1986年4月23日~1986年10月15日フジテレビ系列放送。主演:堀ちえみ、伊藤かずえ
歌:渡辺美里
TKが時代の寵児になる前の記念すべき作品
歌:石井明美
TBS系ドラマ「男女7人夏物語」主題歌で人気に火がつき、1987年年間チャート1位に輝いた。美しい容姿と情熱のイタリアン、ラテン系が似合う女性でした。
歌:TUBE
TUBEの出世作。この曲のヒットで、夏と言えばチューブみたいな社会現象にもなりました。
歌:杉山清貴
いい声してるんですよ杉山清貴。もっと売れてもいい歌手でした。夏だけでなくクリスマスソングにもいい曲あります。
歌:1986オメガトライブ
杉山清貴脱退後の新生1986オメガトライブのヒット曲。カルロストシキは現在ブラジルの飲食店経営をしているとかいないとか。
歌:井上陽水・安全地帯
師弟関係とも言える二人の最高のハーモニーを感じることができる一曲。80年代男のデュエットするならこの曲でした。
歌:吉幾三
俺ら東京さいくだのあとの1っ発目が演歌でびっくりした人も多かったというヒット曲。
歌:池田聡
歌:スターダストレビュー
作詞:根本要・手島昭、作曲:根本要
売上枚数:60万枚
発表年月:1986年6月25日
スターダストレビューの初期頃の代表作。
江崎グリコ「チーザ」CM曲(吉高由里子 出演)で使われたので、最近初めて耳にした人も多いかと思います。売上的には乏しかった(1.4万枚)ものの、印象に残るサビはSo Goodです。
歌:荻野目洋子
作詞:売野雅勇、作曲:吉実明宏、編曲:新川博
売上枚数:26万枚
発表年月:1986年10月
80年代ユーロビートミュージックを代表する実力派アイドル荻野目洋子。他のアイドルとは違って、歌とダンスが上手な個性的なアイドルで、当時あのリズムステップは荻野目ダンスなんて呼ばれてました。懐かしいっ。
この曲は、彼女の最大ヒット曲「ダンシングヒーロー」に次いで売れた曲で、80年代歌謡曲を知っている人なら、先ず知らない人はいないと思います。またこの曲の前後に発売された「DanceBeatは夜明けまで」や「湾岸太陽族」、 「さよならの果実たち」もオススメ。
どれもおススメなんですが、似ているのでこれ何の曲だっけ?にだいたいなるんですよね。
歌:椎名恵
作詞・作曲:Ron Miller, Kenneth Hirsch、編曲:戸塚修、日本語訳詞:麻生圭子
売上枚数:60万枚
発表年月:1986年11月5日(昭和61年)
大映ドラマ「おんな風林火山」主題歌で、椎名恵の4枚目のシングル。日本語訳詞の表現の美しさ、そして本人の歌唱力、どちらもオリジナルを超えるくらいすばらしい。
そしてなんといっても椎名さんの声質と表現力の心地よさ。今味わうことの出来ない癒しを感じられることができるかと思います。2004年ごろパナソニックのハンディカメラのCMで使われていました。
原曲:Charlene 「I've Never Been to Me」
大映ドラマ「おんな風林火山」:1986年10月12日~1987年3月1日TBS系列放送